ゴルフ ドライバーショット ギア効果とセットアップの工夫
こんにちは、雪Pです😊
まだまだ暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか。
レッスンを数多くしているとドライバーにお悩みの方は多いようです。私はと言うとラッキーなことにドライバーに対してマイナスイメージやトラウマができる前に「ドライバーは自分の間合いで打てるから簡単」「どのショットよりも平らなライで打てるから難しくない」と教えられ、それをそのまま信じて実践してきたためか、ドライバーショットに迷うことなくゴルフを続けられています。
そうは言っても奥が深いのがドライバー、今回はドライバーショットのギア効果と安定させるための簡単なセットアップの工夫をお伝えします。
目次
ギア効果とは
近年はトラックマンやGCクワッドなどの弾道測定器の発達によりボールが曲がるシステムは、Dプレーンによるものと証明されました。
Dプレーンの説明は長くなるのでまた次回にでもすることにしますが、このDプレーンによる曲がりはクラブフェースの芯にボールが当たった場合のお話しです。
芯を外した場合、インパクトでボールがフェースのどこに当たったか?でボールの飛び方に影響が出るのです。
これを「ギア効果」と呼んでいます。
クラブヘッドの重心からズレてボールがフェイスに当たった場合に、クラブヘッドには「よじれ」が生じ同時にそれと対比する反対方向の力がボール側にも発生します。クラブヘッドとボールにギアのように相反する方向に力が加わることから「ギア効果」と名付けられたようです。
これは重心深度の浅いアイアンには見られなく、重心深度が大きいドライバーを使ったショットで見られるのがギア効果の特徴です。
ドライバーショットで自分の打点を知る
ドライバーはギア効果が大きいため打点のズレで飛ばなかったり曲がったりすることが多いのです。さらにプロよりも芯を外しやすい傾向にあるアマチュアゴルファーはこのギア効果の影響が大きいでしょう。
そこでご自分のドライバーショットはフェースのどこに当りやすいのか?を知るとちょっとした工夫でミスヒットを少なくすることができます。
なかなか目視や感覚では分かりづらいのでこれを使ってみましょう!
インパクトの後が残り打点がわかるシールのようなものです。スプレータイプのものでも代用できますよ。
これをドライバーのフェース面に貼り、いつも通りに打ちます。
打点がフェース真ん中に当たりやすい
ギア効果以外の曲がりの要素である軌道とフェースの向きに大きなズレがない場合は、ここ当たるとボールは真っ直ぐに飛びます。
Dプレーンが適度になるように練習して常にここでボールをヒットできるようになると、真っ直ぐなドライバーショットが打ててドライバーが大好きになるでしょう✌️
しかし現実には…数球打っていると芯からズレやすくなりプレイヤーによってどこに当たりやすいのかの傾向が現れてきます。
打点がフェースの上目に当りやすい
ここに当たるとボールは高く上がりやすく、天ぷら(ゴルフ用語でボールが上がること)もここでヒットしています。
セットアップの工夫→クラブヘッドを浮かしてアドレスすると良いでしょう。
打点がフェースの下目に当たりやすい
ここに当たる場合はボールは低く飛び出します、トップやチョロもここに当たっています。
セットアップの工夫→ボールの位置を少し右脚側に寄せてアドレスすると良いでしょう。
打点がフェースのヒール側(根元)に当たりやすい
ここでボールをヒットするとスライス回転がかかりやすく飛距離をロスしまてしまいます。
セットアップの工夫→アドレスでトゥ側(先端)にボールをセットすると良いでしょう。
打点がフェースのトゥ側(先端)に当たりやすい
ここでヒットするとフック回転がかかりやすくの曲がりが大きくなります。
セットアップの工夫→ボールを少しヒール側に置いてセットアップしてみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。簡単ですね。
同じところに打点が当たりやすい方はセットアップを変える工夫するだけで、スイングを大きく変えなくても今よりもドライバーを安定させることが出来ます。ぜひ、試してみてください!
打点がいろんな場所にバラバラに当たってしまう方やセットアップの工夫だけて曲がりが抑えられない方は打点とDプレーンを適度にする練習をしていきましょう。
お読みいただきありがとうございました(^_^)v