ウェッジ選びの3つのポイント

こんにちは、Yukipです😊

先日のレッスンでもお伝えしましたが、私が考えるウェッジ選びの3つのポイントをお話しますね。

まずウェッジってそんなに重要でしょうか??どうして自分に合うウェッジが必要なのでしょう。

レベルに関係なくスコアの6〜7割はショートゲーム100y以下でのショットが打数を占めています。100を打つとしたらパッテインングを含めて60~70回は、ショートゲームと呼ばれているフルスイングではないコントロールショットを打つことになるのです。ですからスコアアップを目指すプレイヤーにはショートゲーム、特にパーオン(パー設定からパッティング数2回を引いた数でグリーンオン。par4ですと2回でグリーンオンすること)出来なかったときに次のショットでグリーンオンするか?はたまた寄り道してグリーンに到達するのか?では大きくスコアは変わります。アベレージゴルファーのクラブの使用頻度も考えてみますと、1ラウンドでドライバーはショートホールを除く14回、パターはだいたい30~38回、スコア100~90回のプレイヤーではパーオンはおおよそ1〜4回でウェッジは18~14回使用、18Hパーオンを逃すとかなり高い確率で20回以上ウェッジを使うことになります。プレイヤーの飛距離やレベルにもよりますがウェッジはパターの次に使用頻度の高いクラブと言えるでしょう。

使うことが多いモノは自分に馴染むものが良いですね。自分の身体にフィットした洋服は着心地もよく身体もスムーズに動かしやすくなるように、自分にぴったりのウェッジは気持ちよく打ちやすい、ゴルフのスキルも押し上げてくれると思います。ですから自分に合うウェッジを選択すること、初心者であってもセットに入っているものより専用のウェッジを使うことが有効なのです。

しかし、何を選んだら良いのか?迷われているゴルファーや、ウェッジのことが良く解らないゴルファーのみなさんになるべく易しくウェッジ選びを解説していきますね。

 

筋力とスキルに合うスペック

スペックとは?

クラブの長さや大きさや重量、シャフトの硬さ、クラブヘッドのロフト角度、ライ角度などを指します。同じクラブでも自分に合うスペックを選ぶと良いでしょう。

ロフト角とは?

ロフトとはクラブフェイスの傾きのことでインパクトでのロフトによりボールが打ち出される高さが決定されます。ボールを上げてグリーンに乗せる、又は低く打ち出してピンに寄せるなど高さをコントロールするうえでロフトの選択がとても大切です。最近のPWのロフトは年々立ち気味の傾向にあり42°〜45°くらいが主流ですから、50°-54°-58°くらいの3本ウェッジを入れるのか、52°-56°くらいの2本のセッテイングにするのか、その組み合わせパターンには選択の余地がたくさんあります。ロフト間隔が4°〜6°になるようにセッテイングすると良いでしょう。

 

バウンス角とは?

バウンスとはクラブをターゲットに真っ直ぐに構えたときにできる地面よりも出っ張っている部分のことでこれが大きいものをハイバウンス(12°~15°)、小さいものをローバウンス(6°~8°)と呼んでいます。このバウンスのあるなしが他のアイアンと異なるウェッジの特徴で、バウンスが大きいほどボール下の芝を滑るようにクラブヘッドを前へ前へターゲット方向へ押し出す推進力が働いてくれ、多少ダフリ気味に入ってもミスを軽減してくれるのです。バンカーが苦手な方やダフリやすい方はバウンス角が大きいものを選びましょう。    ※黄色のラインがバウンス角

 

シャフト重量と硬さ 

プレー時間が4~5時間と長い18ホールのラウンドでは持久戦ゲームでもあります。やはり私と同じ女性や年配のプレイヤーは重過ぎるクラブでは数打は上手くいくことがあっても18ホール使用すると後半疲れが出てしまいパフォーマンスを落とすことになりかねません。性別や筋力や柔軟性はプレイヤーにより様々ですから、自分のヘッドスピードや筋力体力によりクラブの重さやシャフトの硬さを選ぶようにしましょう。

ウェッジ専用に売れている純正のクラブはおおむね平均的な男性プレイヤーや上級者向けのスペック100g台のシャフトや、硬さがハードなSシャフトが装着されています。シャフトを変える又はカスタム注文できるメーカーも今は多いですから、自分に合うスペックにカスタマイズすることをお勧めします。さらにウェッジは長く持ちフルスイングする場面よりも短く持ち距離を打ち分けるコントロールショットが要求され、短く持つとバランスが軽くなるためセットのアイアンよりも少し重めが良いと思います。私は6アイアンからPWまでスチール最軽量60g台のzelos6、ウェッジは80gのzelos8のRシャフトを装着していますよ。

構えやすさ

私のウェッジ選びの最後の決め手はこれです!アドレスしてまず目に飛び込むクラブヘッドの面をフェイス「顔」と呼んでいますが、その面積の大小や形状、厚さや丸みはそれぞれ違う顔、見た目なのです。構えたときにその顔に安心感があるのか?ないのか?好きかなのか嫌いなのか?がプレイヤーにより分かれるところです。その直感的な第一印象は人間の相性とも似ていますね。構えたときにしっくりとくるウェッジを選びましょう。その顔の中でもグースネックというものがあります。

2.1 グースネックとは?

グースとはリーディングエッジがシャフトの付け根部分、ネックよりも後方(右打ちの場合右側)にある形状のことです。グースがある方がインパクトでボールへのコンタクトが少し遅れることになりますからトップしやすい方には有効です。グースのことをオフセットとも呼んでいます。一般的には初心者には大きめなヘッドでグースがあるフェイス、上級者には小ぶりなヘッドでグースが少なくストレートなフェイス又は逆にシャフトよりもエッジが前に出ている「出っ歯」と呼ばれているものが好まれます。 ※青ラインがリーディングエッジ、黄ラインがグース

クラブバランスを整える

3.1 他のアイアンとの相性

クラブはルール上14本までセッティングできますが、そのトータルのバランスも大切だと私は考えています。例えば、セットアイアンが40gのシャフトのレディースクラブでウェッジが100gのシャフトが入っているものですと重量にかなりの差があり同じ感覚でショットしづらくなってしまいます。逆にセットアイアンのシャフト重量が100g前後なのにウェッジが60gのシャフトの場合も同様です。セットのアイアンの重量と硬さののバランスをみてウェッジを選びましょう。

いかがでしたか? まずは機会があればいろんなウェッジを使ってみて自分の感性で違いを感じてみると、徐々に好みのクラブも選別されてくると思います。

好きなクラブがみなさんのゴルフライフに彩りを添えてくれるといいですね。ぜひ、自分にぴったりのお気に入りのウェッジを見つけてみてください😁

 

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